2015年11月29日記録
松戸駅東口は、西口のような事務所・駅ビルがなくほぼ平屋の橋上駅舎を持つ。
大きくせり出した台地と駅に挟まれた東口は開発できる用地があまりに狭く、駅前は大小さまざまなビルが所狭しと建ち並ぶ
凝縮されたような市街地になっており、西口よりも駅前の人口密度が高く感じられる。
ペデストリアンデッキも面的に広がる西口とは対照的に、
主要な建物間を線的に繋いでいるという印象が強い。
(ちなみに西口のデッキはバスターミナル上に広がり、その主な役割をターミナルの歩車分離とされているのか、
建物との接続は駅・駅ビル以外になされていない。
一方で東口は2階部分にある駅改札と同じレベルでの移動利便性を重視されたのか、建物間をくまなく結ぶように縦横無尽に
張り巡らされている一方で、後述するバスターミナル付近での歩車分離がされていない。)
正面に鎮座するプラーレ松戸はイトーヨーカドーを核店舗とする専門店街で、
東口のショッピングスポットとして常に賑わっている。
また建物が松戸駅前と東側の台地の境目に建っていることから、裏側には地上5階部分に出入り口が存在する珍しい構造に。
台地側の出口は聖徳大学に近く、駅から大学へはプラーレを介しての移動が最短のため、通学の導線上に商業施設が存在する状態となっている。
非常に高密度に雑居ビルが集積している。
写真左手の良文堂書店は東口最大規模の書店で、松戸市発祥の地元店舗である。
デッキ途中にある謎の広いスペースから駅を眺める。
同じ場所から北方向。速度抑制のため、車道を蛇行させる対策が行われている。ビルとマンションが入り混じる景観。
正面に見えるのは松戸市役所新館の建物。
東口のバスのりばは、駅前広場から少し離れ、プラーレ松戸の正面に位置。
デッキで歩車上下分離された西口とは対照的、一般的なバス停の屋根に辛うじて白線が引かれた構造になっている。